『またしても、突然ですが。』
<争奪戦、勃発> -そのままですよ。ちなみに優勝者には副賞もあります。-
魏武:今日も良い天気だなぁ、呂布。
呂布:………………
魏武:絶好の争奪戦日和だとは思わないか?(ニヤニヤ)
呂布:……オイ……
魏武:参加者も思ったより多いようだ。お前も人気者だな。
呂布:離セ!!!
(現在、玉座というか戸外の天幕に設置された椅子の上でふんぞり返っている魏武曹操。
そして、その横でリボンでぐるぐる巻きにラッピングされた挙げ句、『優勝賞品』などという張り紙まで貼られてしまっている呂布。
ちなみに側にはR張春華、R賈ク(魏)、荀彧、涼軍から特別招待された成高英まで控えている。
完全なる呂布封じ。)
魏武:離すわけなかろう。
呂布:俺ヲドウシタイ!?
魏武:今回、お前は優勝賞品だ。
呂布:ハ?
魏武:賞品なら黙ってそこに座っていろ。なぁに、争奪戦に参加する者たちのなかでお前に危害を加えようなどと思っている輩はいないから安心しておけ。
呂布:ドンナ安心ダ!!
(じったんばったんと暴れている呂布。それを笑い飛ばしながら、呂布の頭を叩くことで挑発している曹操。)
争奪戦。
勝利者には呂布(他)が贈呈されます。
SR呂姫:お父様を返しなさいーーーー!!!!!
(どっかん!!!)
UC蔡文姫:うわわ! 呂姫ちゃんの計略が来たよーーー!!
SR王異:まさか彼女が参戦するとはね(まあ、私も蔡文姫の付き合いだけど)。
SR呂姫:あの魏の馬鹿君主から書状が来たのよ! よくも……よくもあたしのお父様を景品になどと!!!
UC蔡文姫:ぶー! そんなこと言って、呂姫ちゃんも呂布ちゃんと遊びたいんでしょっ!
SR呂姫:な……(真っ赤) な、何を…!! あ、あたしはただっ……お父様を…!!
UC蔡文姫:(にやっ)隙ありー!! みんなー!!! 強くしてあげるっv
(蔡文姫の計略発動!!)
SR呂姫:しまった…!
UC蔡文姫:覚悟っ!
R呂姫:そうは、させない!
(きぃんっ! と、呂姫の前に立って押しとどめる)
SR呂姫:…! 小姫(ちいひめ)!?
R呂姫:ひめねえさま、あまり油断なさらないでください。
SR呂姫:……わかってる。悪かったわね、小姫。
R呂姫:(にこり)わかっていただけるのなら、私から言うことは何もありません。
SR呂姫:そう…じゃあ(ちゃきり、と武器を持ち直し)。
R呂姫:お供しますわ、ひめねえさま。私も、お父様を取り返したいですもの…!!
(さらに二人同時に計略発動!)
SR王異:あらあら……まずいわね。
UC蔡文姫:冷静に言ってる場合じゃないよ、王異ちゃん~! ねぇ、計略でどうにかならない?
SR王異:二人同時、しかも相手は騎馬よ? 近づけないとどうにもならないわ。範囲狭いし。
UC蔡文姫:うわーん(>□<)
大徳劉備:お。あっちは勝負が決まりそうだな。さすが呂布の娘。
R魏延:…………………あの。
SR魏延:なんで俺たちまで参加してるんです? 大徳様、本命は兄貴じゃ……
R魏延:本命言うな!!(くわっ)(ごつん)
SR魏延:(殴られた) いってぇ!!
大徳:ん? いや、なんとなく。
R魏延:な……!!
SR魏延:なんとなく、ですか? それでこんなとこに?
大徳:それに、兄貴達も呂布に会いたいっつってたしな。連れ去るには丁度良い理由だろ?
R魏延:(連れ去る気だったのか、と以前の騒動を思い出して、うんざり顔)
SR魏延:(なんだかなぁ、とちょっと苦笑気味。)
孟獲:おらおら、てめぇらぁ!!
大徳:ん?
SR魏延:お。
孟獲:肉持ってこぉい!!
朶思大王:違うでしょ、大王!!(毒泉の計発動。)
孟獲:ぐはぁ!! 毒、毒が!!
周倉:うらぁ! 呂布さんをお救いするぞぉっっ!!(孟獲は完全無視)
劉表:あいつにはいつも世話になっておるしのぅ。
R魏延:他勢軍の奴らが相手みたいですね。
大徳:お前らも呂布と遊びたい口か?
朶思大王:まあ似たようなもんだね。
周倉:全然似てないっ! 俺達は、呂布さんをお助けに来たんだっ!!
SR魏延:まあ捕まってるのは事実だしな(うんうん)。
大徳:納得するなよ。んじゃま、早速。
劉表:腕試しといこうかの。
大徳:ふっふっふ。今回はこっちが有利だぜ? なんたって大徳+αがあるわけだしな。
R魏延:斬るのは殿ですけどね(しれっ)
大徳:え。
SR魏延:すんません。
大徳:否定してくれよっ!!
朶思大王:ああ。その対策ならもうしてあるよ?
大徳:へ?
周倉:なんたって俺たちのメンバーを見てみろよ。
R魏延:……………まさか(青くなる)。
劉表:「まだ若いな。」(計略発動)
大徳:げげ! この流れはひょっとして……!!
荀攸:そのまさかです(にっこり)
SR魏延:げげ!! 大水計!!?
(今回は『呂布さんはいないけど、荀攸さんは一緒。笑顔で吹っ飛ばしますよデッキ』でした。
直後、水に流されていく蜀勢。)
一喝馬超:……なんかあっちで水攻めしてんな。
人馬龐徳:しかもかなり大がかりですな、若様。
一喝:若様言うな。ああ、でもなんか決まりそうだな! 俺たちも負けてらんねぇぜっ!!
李儒:……………………
一喝:ん? どした、李儒。すっごい不満そうな顔だぜ?
李儒:何故私が呂布の争奪戦などに付き合わされなくてはならないのだ……!!(怒)
人馬:諦めてくだされ、李儒殿。
一喝:そそ。範囲が狭くなったっつったて、お前の計略は西涼じゃ随一なんだしな。
李儒:だから!! 私など入れなくとも、お二人でどうとでも……!!
一喝:ほんとはさ、厳氏とか入れようと思ったんだけどな。
李儒:(聞いてないし!!)
人馬:あちらはあちらで対決中なのだ。
(李儒、人馬龐徳が指を指した方へと振り返る。そこで怒っていたのは、)
董白:ぜぇったい負けないんだから!! 呂布はあたしと一緒に遊ぶのよ!!
大虎:ふふん。お子様が何を言うか! あいつはあたしが先約してるんだからねっ!
(火花散る西涼(人妻激毒遮断デッキ(傾国付き))VS呉弓(柵+大流星デッキ))
李儒:……………(驚愕の表情)
一喝:なぁ、あれって勝負つくのか?
人馬:さぁ…?
厳氏:あたしとしてはどっちが勝ったって別にいいんだけど。
董白:ちょっと厳氏! あんた、自分の夫でしょっ!?
厳氏:だってあたしのとこにいるのは赤兎の呂布だもの。天下はほら、『あいつ』にべったりだし?
董白:なんでもいいから手伝いなさいっ!!
厳氏:はいはい。ま、久しぶりに里帰りさせるのも悪くないかもね。
大虎:むむ! 来たわね、人妻デカ乳!!
全ソウ:僕の妻はやる気満々だね(あはははは)。
朱拠:…義兄殿、笑えるところなのか?
小虎:(こくこく)
全ソウ:何を言ってるんだい! 大虎のあの楽しそうな顔が見れるだけで、僕は幸せだよっ(キラキラ)
大虎:なんでもいいからさっさと計略使いな、全ソウ!!
全ソウ:あははは。喜んで。
(わーわーと大騒ぎになる両陣営。それを遠巻きに眺めながら、)
一喝:……てなわけで、お前に白羽の矢を立てたわけだっ(にかっ)
李儒:(ぐったりとしている)
人馬:心配するな。お前用にもう一つくらい柵を調達してこよう。
李儒:……ああ、おいたわしい…董白様。お爺さまが見ていらしたらさぞお嘆きに……
一喝:なんかぶつぶつ言ってるけど、連れてけばいいか。
人馬:若様、力任せですな。
一喝:うっさい。
李儒:……もういい。どこへなりとも連れていけ(疲れた表情で)
一喝:お、さんきゅー李儒。でだ、俺たちの相手なんだけどな……
鄧艾:戦いの時は来た。
(突如、登場する鄧艾。踏んづけたのは馬超。)
一喝:ちっ! やっぱいやがったか、鄧艾!!
陳泰:ちなみに、
羊祜:私たちもいますので、よろしくお願いします(にっこり)。
李儒:……! 魏の騎馬部隊か。
鄧艾:先日、の……ケリを、つけに…きた…!
一喝:おう(にやり) それはこっちの台詞だ。
人馬:また何をしにいったのです、若様。
一喝:だから若様言うな!!
陳泰:まあ、なんだ。こっちも悪かったなぁ、とは思うんだけどなぁ……
李儒:……………仕方ない。龐徳、馬超。しばらく盾になれ。
羊祜:そうはさせませんよ(ザッと割って入って)。
人馬:……!
陳泰:おっと。あんたのお相手は一応、俺ってことで。
一喝:武力差もちゃんと視野に入れてんだろうな?
鄧艾:…計略も、だ……
一喝:へ。計算ずくってか?
鄧艾:…………(ちゃきり、と武器を構え)
一喝:いいぜぇ! 楽しくなって来やがった!!
(始まる一騎討ち。
それを遠くのほうに眺めながら、)
魏武:ふむ……粗方勝負はつきそうな気配だな。
呂布:…………(暴れ疲れてぐったりしている)←あの後もどうにかしようと暴れていた人。
魏武:しかし、本当にお前はモテるなぁ。俺の陣営のヤツから何やら引っ張り出してきて困る。
呂布:俺ノ知ッタコトカ……
魏武:まあそう言うな。
呂布:…………(ふ、と)
魏武:ん?
呂布:(きょろ、とあたりを見回している。その場にいる誰かを捜しているかのような)
魏武:(視線に気がついた) ああ、『あいつ』ならいないぞ。
呂布:………ドウイウ…
魏武:縄で縛り付けておいた。
呂布:っ!!!
魏武:あいつがいたら優勝など決定したようなものではないか。それではつまらんだろう。
呂布:ソウイウ問題カ!
魏武:そういう問題だ(しれっと)。
呂布:(開いた口がふさがらない)
魏武:(その様子を見て、おかしそうに笑う) そうだな。『今回』は、お前のその表情が見れただけで満足としておこうか。
呂布:……?
ずん、
魏武:時間だ。流石に速いな。
ずん、ずん、
魏武:神速の将軍の名は、まだヤツの双肩にあったか。
(ずん、と空気が鳴り響く。
重く、重く。それを察知した全員が振り返って、ある一点を見つめる。)
張遼:……………………
(逆光を背に立っている一つの影。)
張遼:………全員。
(ちゃきり、と打ち鳴らされる武器。その場にいた全員が異変を察知して、一目さんに逃げだそうと背を見せた瞬間。)
張遼:そこになおれぃ!! 遼・来・来ーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
(あはははは、と笑いながら逃げていく魏武曹操。
ぽつねん、と残された呂布は呆然としつつもやって来た一陣の姿を見つめている。)
その後。
やはりというか、神速将軍。
むしろみんなの親分こと張遼の一人勝ち(ていうか、争奪戦お流れ)。
優勝賞品は張遼にかっさらわれていきましたとさ。まる。
<いつものようなオチです。だいたい最後には勝つ人が勝つっていうのが普通なんですよ(え)。>