<パラレルですよ! すっごい勢いでパラレルものですよ!!
なんかもう、色々とごった煮なパラレルものなので、『平気よ! 何が来ても広い心で受け止めるわ!』っていう剛気で強気な皆様だけ、スクロールしてお読みくださいませー>
*ここに書かれているのは、基本的にお話にする気もなく、「ストーリーに還元したら、なんだかんだで長編ものになって笑えない展開になる! こんちくしょー!」な、書き手の叫びとともにネタにしかならない数々です。
・ネタのなので好き勝手しています。
・そもそもの元ネタがボーカ○イドっていう時点で、お話に出来ません。
大戦+ボー○ロイド、しかもちょっと未来のお話。ね、ネタにしかならないでしょう?(聞くな)
・そのくせ、語り出したら長いんですよ。まあ、ネタなんてお話に還元しないから好きに妄想出来るわけです。
・カップリングが入り乱れています。男女、男男、なんでもござれですが、女女がありません。
そんな感じで注意書きです。
断片とネタと、空想と妄想を寄り固めてありますので、流し読み程度でも全然オッケー。むしろ推奨。
読んでくださった方のお時間をほんの少しだけいただかせて頂き、ネタ本とさせていただきます。
では、まずはネタ元から→
『三国志大戦』
まあ、そもそも大戦サークルですから。
『ボー○ロイ○』
○入れる場所が書く度に違っているのはご愛敬です。ネタと思って笑って見逃してください(涙)
このあたりを念頭に、他にもネタを盛り込んでひっちゃかめっちゃかなことをしています。
両方とも好きな皆さん、ごめんなさい(土下座)
→時代背景
『今』よりほんの少しだけ未来。
『今』よりほんの少しだけ違った道を歩んだ世界です。
時代背景レベルで言うと、現代とほぼ変わりませんが、ロボット開発関連において飛躍的な進歩を遂げている点だけ違っています。
その分野に関して、天才をさらに凌駕するようなバケモノ的なヤツが現れたんです。
(それが曹操(獅子猿)様っていう設定です。このあたりはこの人しかいないって感じで)
人と同じ姿で、でもロボットではない『存在』が生み出されました。
→キーワードというか
ボー○ロイドでそのまんまだと、色々とまずいので(そもそも、それとは少しだけ違ってきた存在なので)。
生み出された『存在』というのが、人によく似たでも人ではない存在。
『ライフレス』と、呼ばれているってことにしときます。
その存在がキーワードになります。
人間そっくりな、でも生きていない存在。
・ロボットじゃないです。
・歌うことが主体です(この辺りがボーカ○イド)。
・でも喋ったり、表情もあります。動きますし、触ると柔らかくてあたたかいです。
(全部、人に言わせると『つくりもの』ですけど。)
・社会にはあまり浸透していません。
たまにテレビとかで紹介されて、世間一般の人が「おー、これかー」っていうレベルの浸透具合。
・販売されていますが、そもそもそのお値段がべらぼうに高いのです。
高級外車が一台、都心は無理ですが副都心にマンションが買えるくらいのお値段。
・『ひと』と区別するために(外見だとわからないので)体のどこかにシルシがあります。
入れ墨のような。それは個々によって場所も形も違います。
→ライフレス。
ライフレスのうたい文句(販売文句とも言う)は、『あなたのためにうまれた』。
まず、『彼ら』には一つとして同機種が存在していません。
素体となるものはあります。大元があって、そこから何万通りはあろうかという派生を遂げて、持ち主によって作りが変わっていくのです。
体のすべて。
声や性格、果ては容姿までもです。
造った人(曹操)がどんな風にそうしたのかは謎とされていますが、本当に世界にひとつの存在となるわけです。
故に、『あなたのためにうまれた』わけです。
・ライフレスは最初、購入希望者(パートナー)に様々なテストを行います。
とは言っても、簡単な質問とか、購入者の仕草、性格など気付かれないところからの情報収集の他、本当にテストを行ったりしています。そうして、まずは『データ』を取るわけです。
そしてしばらくして、購入者の元にライフレスは運ばれてきます。
・最初は、なんていうんでしょう。真っ新な状態です。
顔もない。髪もない。そもそも性別が見あたらない!! みたいな。
・そこから髪や顔立ちの簡単なデータを入力します(詳しくは出来ません。性格とか。)
・データを入力して、一晩たつとライフレスが『誕生』します。
・お値段が高いのは色々と開発とか製造にコストがかかるという問題もありますが、他にも安易に捨てられないという一面もあります。
ライフレスは基本的には歌をうたうための存在です。
人間と同じことは出来ます。
能力として、歌をうたうことに突出した存在なわけです。
・何度も言いますが、ロボットではありません。ご注意。
『character`s』
・呂布(獅子)と張遼(SR)。
張遼は曹操が経営する会社の社員で、開発者の一人。
呂布はライフレスの初期型のひとり。
初期モデル(大元になった試作型)はいくつか存在していて、その中のひとりの調整を張遼が任されました。
感情的な問題が発生して、全然言うことを聞かない呂布。
しかも片言しか喋れない。
初期モデルのなかでも欠陥品のレッテルを貼られた呂布を、張遼は甲斐甲斐しく世話しています。
ただ、原因不明のバグで呂布は少しずつ『うたう』ことが出来なくなり、機能自体が低下していき…
→力関係で言うと逆転してるはずなのに
開発者と開発された存在ですからね。でも、意識的にはいつもと変わらない。
→少しずつ『壊れていく』
起きている時間が短くなって、寝てばかりいる(機能できなくなる)呂布。それを見守るしか出来ない張遼。
その狭間で交わされる二人の会話、みたいな……
初期型として開発されたのが、呂布の他にも数人います。
・曹昂と曹丕。
曹昂は貧乏学生。
築数十年はたとうかというボロいアパートに暮らしています。
そんな彼の元に、ある日、一通のダイレクトメールが届けられてきました。
『おめでとうございます!』という書き出しを見て、詐欺か何かかと首を傾げますが続きには、自分がとあるサンプリングに選ばれたこと(以前、学院で募集を行っていて気まぐれに応募してました)が書いてありました。
ライフレスとの共同生活。
そのモデルケース。ただし、ライフレスはすでに『成体』になっている。
そしてやって来たのが曹丕。
感情の起伏が小さく、なんだか冷たそうに見えて仕方ない彼に戸惑いつつも日々を重ねていくことになる曹昂。
→おんぼろアパート
曹丕ってば似合わなそう! というのを念頭に置いて、ついうっかり。
八畳一間。炊事場、押し入れあり。ただしトイレは共同で、風呂は無しみたいな。
→兄弟ではない
そもそも曹丕が人間じゃありません。兄弟っていうベクトルがない分、血のつながりといった無条件の信頼関係がありません。
兄弟という禁忌がなくなりましたが、今度は人と機械という禁忌が出来ました。
あと曹丕には弟妹がいます。
曹彰、曹植、曹節(UC)の三人。それぞれ、既にパートナーを持っています。
曹彰は馬超(3の白銀)。曹植は賈ク(R)。曹節は献帝(R)。
弟妹という設定は稀に起こることで(ランダム要素)、『きょうだい』であれば楽に同調することが可能になっています。
・曹操(獅子)と卞皇后
(この二人は絶対に、これでやりたかったんです!!(力説))
開発者であり、ライフレスの全てを造ったといっても過言ではない曹操。
その彼が最初に造ったのが卞皇后です。
初期型の中でもさらに初期。
伝説の歌姫。過去に一度、その歌声を披露して全世界を驚愕させた。
人と機械のベクトルを越え、夫婦として互いを尊重しあっています。
卞皇后が人前で歌わなくなったのはそのため。ただひとりのひとのために歌うことを見つけ、今でもその歌声が聞けるのは曹操だけ。
曹丕達の実質的な『親』であり、卞皇后を下地として造られたのが彼らです。
・魏延(SR)とホウ統(軍師)
開発者チームの一人として外部から招かれたのがホウ統。
そのホウ統が研究室にやって来た扉を開けたその瞬間に腹のあたりに飛び込んできた物体。それが魏延です。
次世代型として開発途中だった魏延ですが、そのあまりの素行の悪さに研究室のほぼ全員が頭を抱えている始末。
本当にうたうために産まれてきたんだろうか、と誰もが首を捻る一方で、なんだか知らないけど魏延に懐かれたホウ統が、「しょうがないな」程度の気分で彼に接していきます。
ちなみに魏延はちっちゃいです。背がホウ統の半分くらいしかありません。
→チーム
チームは、魏(曹操主任)、蜀(諸葛亮主任)、呉(周瑜主任)の3つの部署にわかれています。
蜀のチームにやって来たのがホウ統。兄に「一緒にやらないか」と誘われたのが始まり。
→魏延
魏延には一つ前のバージョンの次兄(旧R)と、初期型の試作として作られた長兄(獅子R)がいます(同名)。
きょうだい設定は、開発の一環で行われました。
次兄はチームの出資者である劉備という青年に気にいられたり、長兄は主任と仲が壊滅的に悪かったりと色々あるみたいです。
・陳泰とトウ艾
トウ艾はライフレスとして生まれてきたのに、今まで一度もうたったことがありません。
極度の無口と、吃音という『うたうため』にあるはずのライフレスでありながら致命的な欠陥を持っています。
でもパートナーである陳泰はそのことを全然気にしていません。
うたいたいのに歌えない。
歌えないのならうたわなくていい。歌なんて、二の次。
存在意義を考えるケ艾と、そんなの全然関係ない気にしなくていいのにと思う陳泰。
→陳泰と羊コと杜預
全員人間です。同じ部署にいて(コンピュータ開発チーム)、親友のような間柄。
陳泰が連れてくるトウ艾とも、羊コはすぐに仲良くなります。杜預は、『ライフレスなのになんで歌えないだ』とか言いますが。
いつものように羊コが杜預を殴って終わりです。
ただ、杜預の発言で陳泰とトウ艾の間にちょっとした変化がありますが。
『Introduction』
・「雪の日。」
呂奉先。ライフレスの試作型と作られた運命からか、彼は攻撃的な性格の持ち主でした。
攻撃的、というか、挑戦的というか。
自分の創造した相手にも平然と拳を振り上げるような人物でした。ライフレスの『設定』において、理性などの理論値を著しく下げた場合においての状況のサンプル。
それが試作型、初期型として作られた彼の宿命でした。
面白くない、だから壊す。嫌い、だから壊す。うたうことにすら不快感を示し、殆どうたおうとしません。
そんなことの繰り返し。その感情を抑えることが物理的に不可能なので(その抑えるという感情の値が著しく低いため)全く言うことを聞かない。
開発者チームの面々からもさじを投げられ、だが開発には莫大な金銭が発生しているので無闇やたらに廃棄処分にするわけにもいかない。まるで飼い殺し。故に、その苛立ちからさらに当たり散らす。
そんな彼の『調整』を命じられたのが張遼でした。
また変なのが来た、と呂布は彼に八つ当たりを始めます。
今までがそうだったように。こいつもきっとすぐに自分を投げ出すだろう、と思って。
けれど張遼は側から離れようとしません。
根気強く呂布の話を聞こうとします。
投げだしもしません。時に自分の意見も言いますが、それは呂布が間違ったことをしたときや、張遼自身の意思を曲げないためのものでした。
今までの『人間』と違う。
違うから、どうしていいのかわからずに呂布は張遼に戸惑いを覚えます。
しかしその戸惑いを、呂布は『理解』できません。理解できず、芽生えた感情に暴走し、ある日張遼に怪我を負わせてしまいます。
『人間』に危害を加える『機械』。
それは自身の廃棄を意味するものでした。
開発チームの満場一致により、廃棄処分になりそうになる呂布。
同じく初期型として生み出された卞皇后や魏延たちがそれを止めようとしますが、止まりません。
しかし廃棄されるその寸前に、張遼がそれを止めます。
彼の処遇は自分に一存されている、と。勝手な処分など許さない、と。
呂布には張遼の言葉の真意が理解できませんでした。でも、彼が自分を必要としていてくれることを察し、彼の心に変化が生まれます。
張遼の言葉を根気よく聞こうとしたり、いつもより感情的になる回数が減ったり。
その変化の兆しは周囲を驚かせ、張遼や同じ初期型のライフレスたちを喜ばせます。
呂布も張遼のことを『パートナー』として認めるようになりました。
張遼と二人きりの時や、彼に乞われた時に次第に「うたう」ようになる呂布。うたうことはライフレスの使命であり、そうすることは試作型としての完成へと向かっている証でもありました。
一緒にいることが『普通』になっていく二人。
ですが、この後しばらくして、呂布に原因不明のバグが発生します。
それは、機能を停止させるほどの強力なもので、開発チームにも原因が特定できませんでした。
外部からのものではない。その痕跡がない。原因が掴めない。それでも、バグは確実に、呂布のシステムを食い荒らしていきます。
張遼もどうにかして呂布を救おうとしますが、時間だけが過ぎていき、事態は深刻になっていきます。
『起きている時間』が短くなり、『眠るように』なっていく呂布。
眠るとはつまり目覚めないこと。システムに重大な障害が発生し、機械としての機能を果たせなくなってしまっているのです。
ある日、起きている時間がもう一日に数分もあるかないかという瀬戸際まで追い詰められた呂布が、憔悴しきった張遼に言います。
「そとにでたい」
二人して連れだって庭へ出たとき、外には雪が降っていました。
雪を見ながら、言葉を交わす二人。他愛のない言葉遊びのような、果たされない約束だけが二人の間で交わされていきます。
うたをもっと聞かせてやる。何処か遠くへ出かけていこう…そんな、『未来』の約束を。
そしていよいよ、もうダメだと呂布は自分で思い、張遼をそっと抱き寄せます。
約束だ、そう言って、呂布は目を閉じました。
長い長い眠りについている呂布。
その体は今も尚、研究室の一室に『保管』されています。
その傍らに、彼の目覚めを待ち続ける張遼とともに。
・「きみとであうためにうまれた」
ある日突然はじまった同棲生活。
しかも相手は『機械』です。
早くに両親を亡くし、養ってくれる親戚もいな所謂天涯孤独というヤツで、施設で育った後18歳の時に一人暮らしを始めたという貧乏生活真っ直中な曹昂。
それでもぐれたり捻くれたりせず、自分は世界一不幸なんだと自身を貶めもせずに、真っ直ぐに優しい心根に育ちました。
平々凡々、として生きていくにはちょっとヘビーな過去を持っている彼ですが、それでもこれから先は昔よりはマシに生きていける、と思っていたら、とんでもない。
八畳一間のおんぼろアパート。
そこに普通の人間よりも綺麗な人間がいます。
しかも格好いいです。男前です。
曹丕という名前の『彼』。
ひょんなことから彼と同棲生活を送ることになった曹昂は、色々と大変です。
半ば押しつけられ気味に曹丕と一緒に暮らすようになり(モデルケースとして定期的に報告をしたり報酬を貰ったりしています)、まわりに紹介したり(まだ認知度が低いので、曹丕は曹昂の生き別れの弟ということに)、その曹丕の繋がりで『パートナー』同士の繋がりを持ったりと色々と忙しい。
でも施設では感じたことのないような『家族』としての絆を曹丕と過ごすことによって感じることが出来るように。
ただ、曹丕は色々と思うことがあるようで、そんな二人の一昔前のようなラブコメが展開していきます。
・「 。」
ライフレスであるトウ艾は、中古品でした。
つまり、以前のパートナーに「いらない」と言われてしまったのです。
原因はトウ艾がうたえないから。
吃音持ちで、おまけに無口。無表情であることが多く、そのことが前のパートナーを失望させ、中古として捨てられてしまいました。
通常、ライフレスは中古として表だって市場に流れることがありません。
ですが裏ルートで「気に入らない」「新しいのが欲しい」という身勝手なパートナーの理由で売られてしまうライフレスの数は、けして少ないとは言えません。
トウ艾もその中の一人でした。
自分はいらない。
自分は必要ない。
自分は、価値がない。
そんな時、裏ルートで海外へ流出されてしまいそうになったトウ艾を引き取った人物がいました。
それが陳泰でした。
最初、ライフレスなのにうたえない、それどころかまともに喋ることもできない自分はまた捨てられてしまうんだろうと思っていたトウ艾でしたが、陳泰は月日が過ぎてもそんな素振りは見せません。
きちんとした『ひと』として扱ってくれる陳泰に、トウ艾は戸惑いを覚えます。
どうしてこんなに良くしてくれるんだろう?
不思議に思いながらもその真意を聞くのが怖くて、トウ艾は口を閉ざします。
そんなトウ艾に陳泰は言います。
無理にうたわなくてもいい。側にいてくれるだけでいい、と笑う陳泰。
いつかうたえたら、そうトウ艾は思うようになりました。願うようになりました。
・「未来(あした)のための約束を、」
ライフレスの初期型の調整役として、蜀チームから姜維(R)が選ばれます。
まだ歳も若く、研究者としても開発者としても経験の浅い姜維自身は、その大抜擢に喜びよりも驚きのほうが強く、チームの責任者でもある諸葛亮に真意を聞きに行きます。
諸葛亮は単純にあなたが適任だと思ったということ、そして経験がなくてもあなたの技術が必要だと言いました。
そして更に姜維に告げます。
気をつけなさい。『あれ』に情を移してはいけません、と。
冷たく言い放ったその一言に言い知れぬ不安を覚えた姜維でしたが、とにかく自分が担当するライフレスに会いに行きます。
担当するライフレスの名前は、魏延(獅子)。
ライフレスは卞皇后しか見たことがなかった姜維は、粗野で横暴な振る舞いをする魏延に驚き、同時に諸葛亮の忠告を思い出します。
こういうことだったのか、と。
ただ、日々を過ごしていくなかで、魏延の真意を少しずつ知っていくなかで、粗野だけれどその真意は真っ直ぐであるということ。
不器用というか、全力で体当たりしてくるような。
痛い。でも曲がったところのない魏延の接し方に、姜維も少しずつ彼に心を許していきます。
うたってほしい、とある日、魏延に願い出る姜維でしたが、彼はそれを断ります。
俺の歌なんて聴きたくないだろう? と。
聞きたい。嘘だ。聞きたいんです。嘘つけ! の応酬の後、いつか歌ってやる、と魏延は言いました。
約束をする二人。
しかし、ある日、同じく初期型であった呂布が原因不明のバグに侵されるという事態が起きてしまいます。
原因はまったくの不明。
他のライフレスたちに起こるとも、起こらないとも言い難い。もしかしたら悪影響を与えるのかもしれない。
ありとあらゆる『想定』が行われるなか、諸葛亮は決断を下します。
魏延を『機能停止』にする、と。
呂布と同じ初期型であり、感情値も似通っていた魏延にも同じバグが起こるかもしれない。他のライフレスたちにもバグが移るかもしれない、と。
その決定に姜維は反対します。
どうなるかはわからない。だからこそ機能停止にするべきではないのではないのですか、と。
しかし諸葛亮を始めとしてチームの決定は覆りませんでした。
姜維は最後まで反対姿勢を貫こうとしましたが、それを止めたのは他でもない魏延でした。
魏延は諸葛亮と『取引』をしていました。自分を機能停止にするかわりに、現在開発中である自分の弟たちは同じ処分をしないこと、という取引を。
機能停止になる日。
『保管』されるその中で、姜維は魏延と言葉を交わします。
そして停止処分となる中で、魏延は歌をうたいました。
約束だった歌。それを聞きながら涙を流す姜維。こんな時に約束を果たすなんて、まるで本当のお別れのようじゃないか、と。
やがて歌は聞こえなくなり、姜維の泣き声だけが残りました。
月日は流れ、後継機であり、魏延の『弟』たちを見守る姜維。
彼はいつも歌を口ずさんでいます。あの日、魏延がうたってくれた歌を。いつかまた『彼』が聞かせてくれると信じて。
<実は、第二弾も考えてました(笑) 一応、無料配布として発行だけはしているので再録は後日>