基本的に石垣光太郎という人物は、人が良い、と評されることが多い。



 良心的な存在で、人柄も良く、何だかんだで後輩に対する面倒見も良い。それだけでなく人当たりも基本的に柔らかで、温厚で優しい性格は慕われることも多い。
(それでも、もちろん年長者としての矜恃や真っ直ぐな信念の持ち主でもあり、一度決めたときのブレの無さも併せ持ってるのだけれど)
 それは部を引退した身でもある今でも代わりは無い。
 自身にとって様々な意味合いで転機となった自転車競技部の後輩たちは仲間であり、自身が面倒を見てやりたい存在であることに代わりは無い。
 なんだかんだで年長者として気軽に相談に乗り、あるいは親身になって話を返してくれる石垣を頼るものもけっして少なくはなかった。
 彼にとって部の後輩はかわいい存在であるのだ。

「部のほうはどんな感じなん、御堂筋くん」
「いつも顔出しとるくせに何社交辞令めいたこと聞いとるんや…………てか、ええかげん、部引退しとるんやから呼び方直してもええんやで。
 お前はもうボクの兵隊とちゃうんやし」
「そうは言うけどなぁ、これが定着してしもたから今更直すのもおかしな感じがするんや。
 大学入る頃にはさすがに直すつもりやけど、高校におってこうして頻繁に顔出せる間は大目に見たってや」

 それはこうして定められた部の規定から離れたあと、割と朗らかに(まわりから見れば御堂筋はいつもの表情の乏しいものだが)話をするようになった御堂筋とて同じことだ。
 部を引退したのだから、と御堂筋が石垣に対して『規定』を引っ張るようなことはしなかった。それでも石垣は御堂筋への呼び方を変えようとしない。慣れてしまった、というのも本当の話だ。一度、呼びつけにしてみたらむず痒くなってしまったのでそれ以来、無理になれようとするのをやめている。
 そんな石垣を御堂筋は『アホぃわぁ』と呆れたような溜息をついたものの、それ以上は相手の気の済むようにさせていた。強制もする気はないらしい。
 ペットボトルのホットレモンを傾けながら相手を見やる。

「受験勉強にちゃんと身ぃ入れとるんか?」
「それはもちろん。この時期になったら三年は自主学習も入ってくるし、勉強のほうは疎かにはしとらへんよ」
「どうだか……ちゃんと卒業もしてもらわな。
 最悪、留年なんかせぇへんといてよ。自転車競技部の恥になるしな」
「さすがにそれはないて!」
「さてね」

 御堂筋の悪態めいた言葉にも笑い飛ばして相づちを打てるだけの余裕が今の石垣にはあった。
 からりと笑いながら紅茶の缶に口をつける。
 暖かな液体を口の中に含めば、肌を撫でる冷たい風を余計に感じる要因となる。寒ぅなったなぁ、と胸の内で思いながら石垣は隣に並ぶ長身にちらりと視線を送った。

「ほんで」
「なん」
「何、っていうのはこっちの台詞や。珍しく御堂筋くんのほうから呼び出しまでしたんやから、ボクになんか用があったってことやろ?」

 疑問を口にすれば御堂筋の眉間に皺が寄るのが目に映る。
 それを視線の端にとらえ、石垣は僅かに顔を顰めた。
 今回の邂逅は珍しくも……常で言えば都合がつけば部室に顔を出している石垣を御堂筋のほうが『わざわざ』呼び出して行われたものであったからだ。
 メールで『今、暇?』と短い文面で問われたあと、トントン拍子にここで落ち合うことになった。人気の少なくなった校内、自動販売機が並ぶ渡り廊下の一角で寒空の下で、ということになったのは、御堂筋が部室で会うのを渋ったからに他ならない。
 会うとしたら部室のほうが吹きさらしでない分、まだいいのだが御堂筋はそれを良しとしなかった。
 つまり、人には聞かれたくない話がしたかったのだろう。
 直感的にそれを察知し、珍しいこともあるもんや、と石垣は少しばかり驚いた。
 だが、人に頼ることを良しとしないところが多い(アシストなどといったものは別次元の扱い)後輩が、曲がりなりにも先輩である自分を頼ってきたのだということに心なしか喜びもした。
 頼られたら答えねばなるまい。
 後輩のメンタル面でも支えてやるのが先輩としての責務だなんだと思いつつ、自然と御堂筋が話を切り出すのを石垣は待った。
 こういうとき、先に「何かあったのか?」と聞くと余計に話しづらくなることが多い。
 促されてようやく話す切っ掛けにするものもいるが、御堂筋はその手の人物ではないことを付き合いのなかで石垣も知っている。
 言葉が出て来ないのは、自分の中でこぼれ落ちる『言葉』を選ぶことができていないからで、その点に関して言えば御堂筋がとてつもなく不器用な性分だった。自らのなかの思いを口にすることを呑み込んでしまうところがある。
 だが、言葉は必要ならばいつか出てくるものだ。
 言いたいと思っているのなら尚更のこと。
 そう思いながら一人静かに納得して石垣はもう一口、紅茶の缶を傾ける。

「…………き、」
「?」

 しばらくして、ようやく御堂筋が口を開く。
 喉の奥で絡まるような小さな呟きだったが、それでも言い出す切っ掛けにはなったようで石垣が疑問符を浮かべながら顔全体を彼へと向けるとの同時に、続きの言葉が紡がれる。

「聞きたいことがあるんや」
「聞きたいこと?」

 オウム返しに思わずかえしてしまって、一瞬、これは失言だったかもしれないと石垣は僅かに内心小さく舌打ちをうつ。
 自分が聞き返したことによって御堂筋が吐き出しかけたものをまた呑み込んでしまうのではないかという危惧が頭を過ぎったが、それは回避されたようだ。
 御堂筋が非常にわかりづらいものの、若干緊張に表情筋を硬直させた顔で石垣のほうを見る。

「……友だちて、普通、どんな話するんや」
「……………………」

 質問の糸がわからずに目が点になり、なおかつ凝固(フリーズ)してしまったのは石垣の落ち度とは言えないだろう。
 数秒、何とも言えない沈黙が二人の間に横たわる。
 口をぽかん、と半開きにした石垣の表情を見つめ、御堂筋が顔を逸らす。
 あ、こりゃあかん、とそれを見た瞬間に石垣は我に返った。

「もうえ
「ああうん悪い悪い! 質問されとることがわからんと呆けてしもたわ! ごめんな、御堂筋くんっ」

 もうええ、の最後の『え』の言葉を無理矢理遮るような形を取って常よりも早口で石垣が捲し立てる。
 そこまで言わせてしまえば御堂筋がせっかく言いかけたものを引っ込めてしまうことを悟ったからだ。
 謝罪の一文までを滑らかに出して頭を下げれば、御堂筋も続きの口の動きをしたままで留まってしまう。しばし逡巡するような間が開き、開いた唇を閉じた後、再び口を開く。

「……せやから、人とおるときに……普通は、どんな話とかしとるんか、っていう」

 普段のふてぶてしいまでの御堂筋の態度とは思えないほどに歯切れの悪い口調だった。
 ごにょごにょと口の中で転がすような言葉は聞き取りづらくはあったが、それを石垣はちゃんと拾い上げて自身の中でかみ砕いて考えてみる。

「え、えっとな」
「…………」
「こっちからも幾つか質問させて欲しいんやけど、ええ?」
「………………」

 尋ねてみれば、不承不承という感じで御堂筋が小さく頷く。
 その仕草は常の彼からは想像もできないくらいに子供じみたものに見えたが、それを指摘したり、からかったりするようなことを石垣はしなかった。
 御堂筋が曲がりなりにも石垣の質問に肯定の意志を示したことで、彼が本当に真剣に自分に話を聞いてもらいたがっているのだということを察し、なおかつ譲歩を示したということはそれだけ心に抱えているものが大きいということを示していたからだ。
 人の視点というのは簡単に切り替わる。
 自分にとって簡単なことでも、相手にとってはひどく難しいことも多々としてあろう。逆も叉然りだ。
 まず自身を落ち着かせ、石垣は簡単に質問を重ねる。
 ともすれば支離滅裂になりがちな子どもから話の内容を確かめるために用いるような、多角からの質問は焦れてしまうほどに多い。それでも根気強く石垣は『間違えないために』質問を重ねて、それに御堂筋も短いながらも答えた。
 手に持っていた紅茶の缶がすっかり冷え、中身も空になったころ、石垣は御堂筋からの話の流れを自身の中で正すことが出来るようになる。

「つまり、今度の休みに総北の彼……小野田と会うことになったんやな?」
「……せやね」

 話の元は、御堂筋が冬休みに家族とともに関東へ出かけることと、その時に総北にいる小野田と会う約束をした、ということに始まる。
 改めて問いかけてみれば短く呟いて御堂筋も頷きながら肯定した。
 そっぽを向いたまま、自分からは横顔しか見せない後輩の顔を石垣はマジマジと見つめる。純粋な驚きが胸に浮かんでいる。
 人付き合いはどちらかと言えば……いや、良心的に見積もってもお世辞にも良いとは言いがたい御堂筋が、夏から交流を重ねているらしい相手がいたこと。
 それがあの小野田坂道であるということ。
 その交流は良好なものであるらしく、それどころか御堂筋が不器用なりに歩み寄ろうと努力しようとさえしているということ。

「そか」

 呟きは自然と洩れた。一緒に、なんとなく唇に安堵にも似た笑みが浮かぶのを石垣は止めることが出来ない。
 からかってなどいない。そんなつもりは微塵もなく、ただ、後輩がそうやって人との関わりを持ってくれたのが純粋に嬉しいのだ。
 何度も繰り返すが、石垣光太郎という人物は人が良い。
 後輩のもとに訪れた交流と変化を喜ばしいと受け取れる程度には、心優しい人物でもあった。
 だが自分が笑みを浮かべているのを知ったら後輩が怒り出してこの場から去ってしまう可能性を考慮して、仕切り直しの意味も含めて石垣は再び話を続ける。

「で、会うようになったのはええけど、何を話せばいいのかわからへんと」
「…………」
「んー、オレが言うのも何やけど、共通項とかあるんやから大丈夫なんとちゃう?
 自転車のこととか、あとはそのアニメのこととか」

 ボクはそのへんよくわからへんけど、と胸の内で石垣は呟く。
 御堂筋がアニメ関連のことで小野田と話題を重ねている、ということらしいが、それがどんな内容のものなのかはいまいち想像がつかない。
 自分が友人達とバラエティやドラマなどのことで語るようなものか、と想像を巡らせて、それなら話の種は尽きないだろうと暗に示す。
 だがそれに対して御堂筋は無言を貫いた。
 少なくとも納得した反応ではないことを感じて石垣は思案に更ける。
 普通、友人同士で会えば話の種は尽きないものだ。同じ学校で通うもの同志でさえくだらないことで数時間つぶせるのに、関西と関東に別れている彼らでは、まず互いの近況から話せるのではないか、と。
 そこまで考え、ふと石垣は気付く。
 もしかして、と疑問を走らせれば早々に腑に落ちた。
 御堂筋は、『そういうもの』に慣れていないのではないか、と。
 そう考えれば彼がどうしてここまで深く考え込んでいるのかも想像がつく。何しろ思い込むとまわりも見ずに突っ走ってしまうのが御堂筋という人物なのだ。

(あの時もそうやったなぁ)

 夏の大会の一幕を思い出し、今では笑い話にも出来るがあの時は焦ったと懐かしく思いながら石垣は手持ちぶたさに持っていた空の缶を振る。

「たとえばな」

 勢いをつけて姿勢を戻し、自動販売機側へと踵を返す。
 突然動き出した石垣に御堂筋は無言のまま視線を滑らせて真意を問うているようだった。

「御堂筋くん、何か飲みたいもんある? ついでやし、おごったる」
「……今はそんな話してへん」
「ええからええから。何がええ?」
「………………茶」
「茶、て言うても色々とあるやん。緑茶とか玄米とか」
「好きにしたらええ、茶なら何でもええし」
「ほな、玄米にしとくな」

 軽口を叩くようにして言葉の応酬を重ねて石垣はあたたかい玄米茶を購入し、さらに自分用にと紅茶(今度はレモンティー)を買う。
 ごとん、ごとん、と購入ボタンを押すたびに出てくる缶を取り出し口から手に取り、玄米のほうを御堂筋に差し出した。

「こいつな、最近出た新製品なんやて。
 この前からCMもやってて、ほらあの……大河ドラマに出てた女優が主役のやつ。知っとる?」
「……そういえばそんなんあったな」
「ボクまだそれ飲んだことないから、感想聞かせてな」
「毒味役かい」
「おごったんやからそのくらいしてくれてもええやろ?
 ああ、大河と言えば、今度の新作て何やったっけ? 確か源氏物語がどうのこうの言うとったような」
「アホ。源氏違いや。そもそも今度の大河は、その敵対関係の平氏のほうやろ」
「平氏なぁ……授業でそんなんも出とったな、と」

 そこまで会話のやりとりを交わしたところで石垣が、

「こんな感じや」

 と当たり前のように告げる。
 そう言われた瞬間、御堂筋の目が見開かれてギギギ、と音が鳴りそうなほどゆっくりと石垣のほうへと振り返るが、彼はそれを見ずに持っていた缶の蓋を開けていた。
 パチパチ、と瞬きを繰り返し、困惑している様子の御堂筋に、石垣は一口紅茶を飲んだあとにようやく先の真意を答える。

「せやから、こんな感じでええと思うで?
 話が続かなくなったり、変な感じで途切れたりしたら適当にその辺のもん使って糸口見つけたらええやん。
 少なくとも秋葉原は広告とか見るもんとかいっぱいあるみたいやし」

 石垣はそう事も無げに言って笑ってみせる。
 どうやら御堂筋は変に気負っている、あるいは妙に思い悩んでいる様子だったので、当たり前のことを、当たり前のようにすればいいと暗に言ってみせているのだ。
 妙に会話が立ち消えてしまうこともあるかもしれない。
 とんちんかんなことを言ってしまうことだってあるだろう。

「何か話そうー、って思うと余計な力が加わって逆に話せなくなることとかあると思うよ?
 せやから、何話せばいい、っていう準備とかはせずに、適当に構えとけばええやん。
 そもそも小野田は、何かあっても気にするような性分には見えへんかったしな」

 思い出すのは始めて小野田と会話を交わしたときのことだ。
 短いながらも低姿勢で、人の良さそうだということは石垣にだってわかった。そのくらいに小野田は控えめで、一目で優しそうだと思うくらいの少年だった。
 話の流れから察するに(御堂筋は小野田の様子も聞かせてくれたので)、小野田は御堂筋と会えるのを心の底から楽しみにしているようだから、変に気負う必要はない。

「…………そういうもんやろか」
「そういうもんやて」

 ぼつりと洩れた呟きに石垣は大きく頷く。
 すると御堂筋の雰囲気が不意に柔らかくなったのを肌で感じた。視線で確かめてみると、眉間に寄ったままだった皺が消えているのが見える。

「……そういうことにしとくわ」
「そか」
「…………変なこと聞いて……」
「いやいや、気にせぇへんとき」

 もごもごと不明瞭な呟きに石垣は気にしないでいい旨を伝えて、ひらひらと片手を振る。
 珍しいもんも見れたしな、とはさすがに言わなかった。
 御堂筋がこんな風に自分を頼ってくるなど、明日は雨か霰かというところかもしれない。茶化すつもりはないので思うだけに留めておいたが。

「ほな、ボクそろそろ行くわな。御堂筋くんも戻らへんとノブあたりが探しに来るんとちゃう?」
「……………………せやな」

 腕時計に目を落とせば話し合いを始めてから針が一周し終わったところだった。
 御堂筋は部活の合間を見てやって来ていたので、これ以上は誰かが探しにくる時間帯だということに気付く。

「後輩にも心配されとるみたいやし、今日は帰って勉強に励んどく」
「別に心配なんてしてへん」
「それはそれで」

 軽口を叩き、石垣が缶を片手にその場から離れる。
 一歩二歩、と足を進めたところで、

「    」

 空白の声が後方から降ってきた。
 それを耳にて石垣は一瞬目が点になって立ち止まりかけたが、振り返らずに「えーよ」とだけ言ってそのまま去って行くことにする。
 そうすれば背中の向こうで御堂筋が去って行く音が聞こえてきた。
 離れていく足音に、石垣は小さく破顔してしまう。

「……珍しいこともあるもんやなぁ」

 しみじみと感慨深そうに洩れた呟きは独りごとだからこそ自然とこぼれ落ちていく。
 聞かれる心配はないからこそのものだが、呟いて自覚した瞬間に、堪えきれなかった笑みが再び唇を持ち上げていく。
 友人関係か、あるいはライバル関係か。
 何であれ結ばれた既知は喜ぶべきものだ。
 そういうものを歓迎すべきだと、石垣はさらに思う。
 相手があの不思議なオーラを持つ小野田だというのも良い。
 どんな相乗効果を生み出すのかと徒然と思案を巡らせていたところで、

「………………」

 ぴたり、と石垣の足が止まる。
 再び繰り返すが、石垣光太郎は人が良い。
 そして彼は、困ったことに心配性な一面も強かった。そのせいで『京伏のオカン』などと揶揄されていることを、彼は幸運なことに知らない。

「……大丈夫やろか。小野田って結構気ぃ弱そうやったし…………泣かせたりせぇへんかなぁ……」

 今更ながらに不安になった石垣がそう心境を漏らしてしまう。
 その心配ごとはまるでどこぞの小さい子どもを相手にしているのかとさえ問いかねないような類のものだったが、今ここにそれをツッコめるような人物はいない。
 いないからこそただひとり、うーんうーん、と石垣は先ほどまでの晴れやかな気分とは一転して、悩むように唸ってしまう。

「それに総北やろ。確かあそこの今泉と御堂筋、かなり仲悪かったよな」

 心配事は一つ生まれればまた一つ重なっていく。
 心配性ならそれは尚更だ。
 途端に、御堂筋が小野田と会うことであちら側に迷惑をかけたりしないだろうかと不安になった石垣は表情を曇らせていく。

「…………うーん」

 唸り、石垣はポケットの中に入れていた携帯電話を取り出す。
 眉を顰めたままの表情でボタンをいじり、目的の項目を見つけてしばしそこで留まった。

「心配しすぎやろか。いやでも、こういうのは相手のほうにも先に伝えといたほうが……」

 ブツブツと何事かを呟いている声は幸運なことに誰にも聞かれることはなかった。
 かわりに、誰にも知られることがなかった(=その場に誰も通りがからなかった)からこそ石垣は我に返る瞬間を見失ってしまうことになる。

 彼は携帯のボタンを押した。交換はしていたものの、今まで使わなかったアドレスへ向けて。






1と10−「後輩から相談を受ける、という図式なら割とよくあるもののはず」−