<ココの場合>

(只今、ハントの待ち合わせ中)

 ココ :…………(時計を確認)
     ん。あと十分で時間だけど……小松くんの性格なら、もうすぐ来るかな。
 サニー:(同行者のため一緒にいる)
      かもな。てか、何もそれに合わせてオレらがさらに十分前にここで待ってるのって、んかおかしくね?
 ココ :相手を待たせないのは、世間一般のマナーだよ?
 サニー:……(何か言いたそうな顔)(でも言うと、後々面倒なこと=説教になることがわ かっているのであえて明言を避ける)
 ココ :(サニーが何を言いたいのか表情だけでわかっている。けれど、あえて何も言わない)

 『……ココすわーん! サニーさぁーーーん!!』

 サニー:……この下品な声は。
 ココ :下品とか言わない。確かに品の無い大声ではあるけど。
 サニー:お前も大概言ってるじゃねーか! てか、笑いながら言ってる時点でオレよりひでぇしっ!

 (言い合う二人をよそに、向こう側から小松がたったったっと 走り寄って来る)

 小松 :ココさーん! サニーさーーん!
 ココ :やぁ、小松くん。
 サニー:よ。
 小松 :おまたせしましたー!!(たったったった)(ぴょんっ)←飛んだ
 サニー:え。
 ココ :(とすっ)←飛びついてきた小松を抱き留めた
 サニー:な。

 (唖然とするサニーをよそに、抱きついてきた小松をココが腕を広げて受け止めた状態←今ココ)

 ココ :相変わらずキミは元気だね。
 小松 :はい! 病気知らずがボクの取り柄ですからっ!
 ココ :……そこで、怪我、と言わないっていうことは、ひょっとして……
 小松 :あ……(ちょっとバツが悪そうに)
 ココ :(にっこり)
 小松 :……え、えと……その、この前のトリコさんと一緒に
     行ったハントで……(ごにょごにょ)
 ココ :(溜息)
     ハントで怪我をしてしまうのは不可抗力だってあるだろうし、仕方ないにしても、それを隠されるのは心外だな。
 小松 :うぅ。
 ココ :心配くらい、させて。
 小松 :き、肝に銘じておきます。
 ココ :よろしい。あとは、そうだな。
     もし不可抗力、っていうより、不注意で出来た怪我なら、ボクも出方を考えるけどね?(にこっ)
 小松 :その満面の笑顔が余計に怖いです、ココさんっ(涙目)
 ココ :やだな、怒ってないよ?
 小松 :怒ってないのに、怒ってるのより怖く感じます……
 ココ :ふふ。

 サニー:………… ←すっかり蚊帳の外
      ……なぁ。
 ココ :ん? どうしたの、サニー。
 小松 :あ、サニーさんもこんにちはっ!
 サニー:おぅ。
      てゆか、ココ。お前、いつまで松抱き留めてるつもりなんだよ。
 ココ :…………………………………………………ぁ(真っ赤)
 サニー:んだし、その反応!
      てか、もしかしなくても無意識で一連の動作してたのかよっ!
 ココ :や、やだなぁ、ボクだっていつもしてるってわけじゃないよっ!?
      ただ、そう、ただ、小松くんがいつもこうして会う度に抱きついてくるから何となく……!
 サニー:説明が言い訳がましい!
      てか、松こっちにもよこせ!
 小松 :物扱いですかっ!?
 サニー:ちげーし! 松、いーからこっちこい! オレにも抱きつけ!
 小松 :なんでそうなるんですか!?
 サニー:こい!
 小松 :えぇぇぇぇぇ!!

 ココ :(無意識とは言え、自分はもう小松を受け止めてしまっているので何とも言えない)






本人達は『当たり前』というか、『いつものこと』になってしまっていることでも、他の人から見たら「いやいや、それって当たり前でもないから」とツッコまずにいられない状況ってあるよね、っていうお話(長)
−ココマ編−