>只今、ココ宅にてちょっとした食事会中。



 小松 :ちょっと前のCMになりますけど、「いっぱい食べるキミが好き」っていうフレーズのものがありましたよね。
 サニー:あー、あれだろ? 食べた糖分の吸収を抑えてとかどうとか言うヤツ。
 ココ :さすがにそういうのはお前も知ってるんだね。
 サニー:んか気になる言い方だな……
 小松 :まあまあ…でも、あれって結局、多少の抑制であって、完全なものではないんですよね?
 ココ :そもそも、本当の意味で「それを飲むだけで大丈夫」っていうのが出来たら何らかの世紀の大発見ものだからね。
 小松 :誇大広告ってヤツですか?
 ココ :いくらか効果はあるよ? ただ、やっぱりそれはあくまでも『多少』という予防策みたいなものであって、過度の暴飲暴食はそのレベルを超えてしまうものだから。
 サニー:ま、何事も適当が良いってことだし。
 小松 :適当…
 ココ :小松くん、適当というのは大雑把という意味じゃないからね?

 (適当=ある状態・目的・要求などにぴったり合っていること。ふさわしいこと。また、そのさま。相当という意味のほう。
  ただし、もう一方でいい加減なに行う様とも喩えられています)

 小松 :わかってますよー。
 サニー:ま、要は体重気になるならもっと食事のバランスとか体にイーものとか食えばいいんだし!
 ココ :お前みたいに偏食なのもどうかと思うけどね。
 小松 :ま、まあでもそういうのは抜きにして!
      あのCM、ボク結構好きですよ? なんか食べてる姿とか、美味しそうに頬張ってる姿って見てて気持ち良いものですし。
 ココ :……まあね。
 サニー:美しく食べる姿は、そこにあるものと調和が取れて良い感じだけどな…
 小松 :………(あ)

 (全員揃って振り返る)

 トリコ:小松ー! おかわりー!!
 サニー:前は食い過ぎなんだしっ!!

 (一人、机の上に積まれていた食事を平らげていたトリコの後頭部に拳を振り下ろす)

 トリコ:(殴られた) いってぇな、何すんだ!
 サニー:うっさいし! そもそも食事始める前にこっちの陣地の料理には手ぇ出すなっつたのに、何手ぇ出してんだ!!!
 ココ :まあ……予想の範囲内だったけどね…
     料理の位置取りを決めたところで、そこの食いしん坊が忘れさるのはいつものことだし…
 サニー:諦め早っ!
 ココ :達観してると言ってくれ。
 トリコ:んなこといいから、おかわり。
 サニー:前はもう少し人の話を聞け!

 (しばらくお待ちください)

 ココ :(喧噪から抜け出してきた)
 小松 :ココさん、お疲れ様です。はい、これどうぞ。
      (皿に盛ったサンドイッチを差し出し)
 ココ :ん、ありがと…(もぐもぐ)
     でも、キミも少しは注意したほうがいいと思うよ?あいつはこと、食に関しては他のことを置き去りにしやすいタチなんだから。
 小松 :はぁ……でも、
 ココ :キミを困らせたいわけじゃないけど…
     まあ、今回はいいかな。
 小松 :へ?
 ココ :ちょっと『わからせる』ようにはしておいたから。

 トリコ:これで最後か…(ぱくん) ……って、痛! なんか口の中すげぇ痛っ!

 ココ :大丈夫。十分くらい口のなかの粘膜が使いものにならないくらい痛む程度の毒だから(にこっ)
 小松 :それ大丈夫って言うんですか!?
 ココ :ちょっとしたお仕置きだよ(あくまでも、にこり)


 (とにもかくにも、トリコに水などを渡したりなんなりでドタバタしております)





いっぱい食べるキミが好き!−只今、団らん中−