「可愛い子は幸せならなくっちゃいけないんだから。これが、世界の常識ってヤツだよ!」


  名前:九条 桜姫(くじょう おうき)
  性別:女性
  年齢:21歳
  属性:金属性(もしくは、火属性)

 『明日』シリーズ時メモ:
 「いつでも、どんなときでも、どんな場所でも、どんな場合であっても、彼女は彼女自身を貫き通す。
  初めて見た血の流れる『戦い』。
  傷つき、そして倒れ、脱落していく友人たちを見ても尚、それは変わることはなかった。
  彼女の胸の内にあり、それが常に彼女を動かしていく。」

 「とまどいもあった。信じられないという思いもあった。まるで映画のワンシーンを見ているかのような錯覚さえ受けた。
  それでも、今、彼女の目の前で行われていることは事実であり、現実なのだ。
  そして、それを受け入れるのも彼女自身の強さ。」

 「信じているからだ。
  脱落してしまった優華が、戻ってくることを。彼女が、彼女の大切なものを悲しませたままいなくなるような真似などしない、と信じているからだ。
  そしてその『信じる』ということを、傷ついたルビーにも伝えていた。
  その真摯なまでの言葉は、無線で聞いているはずのセシルにも伝わっているはずだ。
  心の声を、封じ込めてはいけないと。」

 「その声を、そして信じたいと思う人を信じてあげて、と。」

 「彼女はルビーの背中を押し、そして再び歩き出していく姿を見つめた。
  信じてあげて、と。
  そうして、出来ることなら、幸せになって。」

 「彼女もまた歩き出す。傍らにはいつのまにか、当たり前のように神楽が立っていた。
  行くか? と問われ、何も考えずに、頷いた。
  可愛い子は、愛し愛でるべき存在である。そして、」

 「幸せに笑っていてこそ、その可愛さは引き立つのだと。
  だから可愛い子たちにはみんな、幸せに笑っていてほしいのだと。」

 「そのために彼女は歩き出した。
  何が出来るのかはわからない。けれど『策』なら、『無線』が教えてくれるから。
  その時、無線の先から『彼女』の声が聞こえた。
  それを聞いて彼女は、嬉しそうに、満足げに微笑んだ。」

 「信じることは、諦め疑うよりも何倍もの心を必要とし、とても難しいものだ。
  だからこそ信じることに意味はある。そして今、信じたことは、現実となって彼女の前にあった。」

 

 
 (以下、続く)